車椅子生活-頚椎損傷者のトイレ(大)対策と流れ

私が頚椎を損傷をして特に大変だった事は
歩けないことではなくトイレコントロールです!

おそらく頚椎損傷者や脊髄損傷者のほとんどが
トイレのコントロールで苦労した経験があると思います!

私は車椅子生活になってから18年が経ち
今では99%コントロールが出来るようになり
漏らしてしまった!という事はほぼなくなりました。

そして、車椅子生活になると、通常のトイレでは難しいので
トイレを広くするかポータブルトイレが必要になってきます。

実家も、現在私が住んでいるマンションも
トイレが狭い為ポータブルトイレを使用していますので
それについてお伝えしていきたいとおもいます。

他には、トイレの一連の流れと失禁対策などについても
お伝えさせて頂きたいと思います。

1・マンションのトイレについて

現在のマンションのトイレ

現在のマンションのトイレはこんな感じです。

入口に段差がありますが
問題なく車椅子のままでも少しだけ中の方に入れるので
片付けやすくなりました。

マンションのトイレ

こちらは、以前の一人暮らしの時のトイレで
中に入る事が出来なかったので
流す時はスッポンを使っていました。

尚、スッポンはレバーを上げる為と
詰まってしまった時の為に使っています。

ですので、レバーを引き上げるだけでしたら
長い棒でも何でも大丈夫です。

※バケツの中身をトイレに捨てる為には
トイレの入り口から便座までの距離が、手が届く範囲である事と
バケツの中身を、トイレに捨てる為の最低限の握力が必要になります。

2・ポータブルトイレについて

木目のポータブルトイレ

現在のポータブルトイレは見た目も考えて木目の物にしました。

組み立てなければいけないので面倒ではありますが
作りがしっかりしていて安心できますし
見た目も良いのでお気に入りです!
>>> 木目のポータブルトイレ

ポータブルトイレの背もたれを外した状態

以前使っていてポータブルトイレはこんな感じで
背もたれは、しまう時に面倒なので外していました。

けっこう作りがしっかりしているので
乗り降りも安心ですよ!

ですので、自宅のトイレに入れないという場合には
ポータブルトイレがおすすめです!
>>> ポータブルトイレの販売ページ

ポータブルトイレを、押入れにしまっている状態

使っていない時は、こんな感じで
押し入れにしまっています。

尚、ちょっとオシャレなポータブルトイレ
もありますので
見た目を気にする場合には、こちらが良いかも知れません。

現在は木目のポータブルトイレを使用していて
作りがしっかりしているので安心して使えます!

3・長時間のトイレでの、床ずれ対策について

私はお尻の感覚が少しだけ残っているので
1時間~2時間くらい便座に座っていると、お尻が痛いなと感じてきます。

ただ、やはり床ずれが気になるので
頻繁にプッシュアップで、お尻を上げてお尻への負担を減らしていますが

長時間座っているとお尻が痛いままですので
何か対策をしておこうという事で
便座に簡単に貼る事が出来るクッションを購入しました。

>>> 便座クッション

この商品を購入したのは2014年の1月なのですが
もっと早く購入しておけば良かった!と思えるほど気に入っています。

ポータブルトイレの便座にも簡単に付けれますので
かなりオススメです!

4・私が行っているトイレパターン

次に、下剤や、トイレのパターンについて
いくつかお伝えさせて頂きます!

1 >>> トイレをする前日12時間くらい前には下剤を飲む
2 >>> 下剤を飲んだあとは出来るだけ多くの水分をとる
3 >>> トイレには時間を惜しまず、入念に済ませる
4 >>> 出かける日の、前日と当日はカレーを食べない

このような感じになっています。

※私は、カレーを食べると便が出やすくなるようなので
カレーには、かなり注意しています。

そして私は、自宅で仕事をしていますので
仕事の日は特に神経質にはならないのですが

週に1~2回程、外出をしますので
前日に、2時間程かけて日中にトイレを済ませ
その日の夜に、残っている可能性がある便を出すために
何本か浣腸液を使って出すようにしています。

これが、少量ですが、けっこうな確率で残っているので
手間はかかりますが、やっておくと安心して外出できます。

なお、トイレの時は浣腸液を使うのですが
効きが悪くならないように、前日に下剤を飲む時と飲んだ後も
出来る限り水分をとるようにしています。

5・トイレにかかる時間

トイレにかかる時間は様々だと思いますが
私の場合は1時間半~2時間くらいで終わらせるようにしています。

正確には浣腸液1本につき10分を目安にしていて
計6~7本使うので、片付けの時間を含めて1時間半~2時間くらいかかります。

尚、便の出やすさは人それぞれ差があると思いますが
私の場合には、浣腸2本目くらいから出る事が多いです。

そして、1本毎に便の量を確認していくと
どんどん出る量が減ってくるのが分かり
5本目辺りになると、ほとんど出なくなるのですが

微妙に残っている事があるので
念には念を入れて、6本~7本で終わりにすることが多いです。

ただ、便の出が悪い時にはそれ以上使う事もあるので
この辺りは、その時の調子で変わってきます。

6・失禁の事前対策、対処法

次に、失禁しない為の私が行っている効果の高い方法と
失禁してしまった時の対処法をお伝えいたします。

※ここでお伝えする失禁とは、大の方を指します。

まず、私が行っている最も効果が高い失禁対策は

先ほどもお伝えしましたが、出かける日の前日にトイレを済ませた時に
腹の張りが残っている場合には、便が残っている可能性があるので
出かける当日か、前日の夜にも2~3本浣腸をして
全てを出し切っておくという方法です。

正直、何度もするのは面倒ではありますが
失禁のリスクを大幅に下げることができますので、かなりオススメです。

年に1回~2回ではありますが
全てを出し切っていない事があり
それが原因で外出時に漏らしてしまった事があります。

すぐにトイレに駆け込める状態であれば良いのですが
運転中だったりすると、諦めるしかありません!

漏らしてしまったら
車内に常備しているゴム手袋とトイレットペーパーで汚れを落とし
予備のズボンに履き替えれば済むことですが

漏らした時のイライラやショック(笑)で多少疲れてしまいます。

ですので、そうならない為にも
出し切っておくことがおすすめです。

次に、外出先で漏らしてしまった時の対処法として
ハサミ、使い捨てのゴム手袋、トイレットペーパー
その他、浣腸液などを常に持ち歩いており

片づけるのが大変な場合には
下着を挟みで切る事があります。

下着の下にタオル等を入れておいて
万が一漏れたとしても少量なので、漏らした時はトイレに駆け込み
ズボンだけを下ろして、下着をハサミで切るというのもけっこう使える手段です。

ハサミで切った後はトイレで洗い流して
あとはゴミ袋に入れて自宅に持ち帰って処分をすればOK!
という感じです。

トイレで悩んでいる方は是非!やってみて下さい。

7・失禁の被害を最小限に抑える!

次に、漏らしてしまったとしても
それを最小限に抑える為には

1・外出する日にトイレを済ませるようにする

出かける前に、1~2時間もトイレに時間をかけるのが面倒という場合には
前日に済ませるようにします。

2・普段から食べ過ぎないようにして、便の量自体を減らす

食べる量を減らすと、体が軽くなりますし、良いこと尽くしです!

3・下着の下にタオルを入れたり、抵抗が無い場合は、オムツを活用する

私は、どちらも使わなくなりましたが
対策をしておくと、だいぶ安心出来ます!

この3点を取り入れるだけで
被害とショック(笑)を最小限に抑えることが出来ます!

トイレコントロールが出来るようになると
かなり行動力が増しますし、生活の質も向上するので
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです!

その他、トイレの大の方ではなく
小便対策についても書いていますので
良ければ参考にして下さい。

>>> 車椅子生活、頚椎損傷者の自己導尿と尿漏れ対策